金属機械加工、専用機部品の製作という業界に身を置きながら、意図的に口に出さなかった言葉があります。
ねじのピッチを表現する「並目」「細目」です。
読み方が分からないんです。なみめ?へいもく?、ほそめ?さいめ?さいもく?
元々、学生時代・社会人前半は畑違いのところで働いていたので、機械加工に関する知識は全くありませんでした。なので、今の仕事を始めた時は、知らない言葉だらけで、人と話す中で「これはこうやって読むのか~」って学ぶことが多かったのですが、この「並目」「細目」は、どうも人によって違う気がしますし、私の脳みその中の日本語ライブラリに照らし合わせて、「これで合っていそうだな」っていう読み方が全くない言葉なのです。
仕事をする上では、具体的なピッチで話をすればいいので、それほど困りません。
結論としては、
並目⇒なみめ
細目⇒ほそめ
が正解なんじゃないかと思っています。理由は、おそらく弊社にある最古の本、「JIS ハンドブック ねじ 1968」に載っているから!
今2019年ですから、変わっている可能性もあるのかもしれませんが、弊社にあるハンドブックは\800と書いてあるのに対し、最近のハンドブックは1万円近くする上に、「ねじ1」「ねじ2」の2冊に分かれている模様。読み方調べるために買うには、ちょっと高いので、当面、私は1968年時点の情報を採用して、上記の読み方でいこうと思います。
ただ、この読み方、私の脳みその中の日本語ライブラリ的には、しっくりこない読み方なので、慣れるまで時間かかりそうです。